公開日

無期懲役を求刑 ゲーム喫茶店強盗殺人

去年5月、那覇市のゲーム喫茶店で従業員2人が殺傷された強盗殺人事件の裁判員裁判で検察側は4日、被告の男に対し無期懲役を求刑しました。

強盗殺人などの罪に問われているのは糸満市の土木作業員眞境名宏被告(51)です。

起訴状によりますと眞境名被告は去年5月那覇市具志のゲーム喫茶店で現金を奪って殺害しようと従業員2人の首などをカッターナイフで切り付け、新里美也子さんを殺害し、もう一人の男性に大けがをさせたとされています。

4日の裁判で検察側は「逮捕を逃れるため、自分の素性を知っている被害者の殺害を念頭に置いた計画的な犯行であり、金のためなら人の命を奪う犯行動機は安易で身勝手なものだ」などとして無期懲役を求刑しました。

一方、弁護側は「従業員に抵抗されたためパニック状態に陥りとっさにカッターナイフを振ったもので致命傷になるところは狙っていない」と、殺害する意図はなかったと主張しています。

判決は12日に言い渡される予定です。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい