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国内初確認 巨大ウミヘビの標本展示

本部町の沖縄美ら海水族館では今年、国内で初めて確認された巨大なウミヘビの標本が展示されています。

展示が始まったのは今年3月に国頭村奥間で捕獲されたヨウリンウミヘビの標本です。

インド・太平洋の温かい海域に生息していますが国内での確認はこの個体が初めてです。

ヨウリンウミヘビの全長は1.7メートルもあり沖縄に生息する他のウミヘビとの大きさの違いに来場者は興味深そうに見入っていました。

来場者「1.7メートルってあるんだなと思いました。」

これまでは台湾南西部とされてきた分布の北限が今回の発見で47年ぶりに拡大されました。

沖縄美ら島財団笹井隆秀さん「おなかの中に卵の元となる卵胞といわれるものがしっかり発達した状態で入っていたので、沖縄近海はヨウリンウミヘビが生きていける環境だというのは推測できます。」

巨大なウミヘビの標本は来年3月末まで沖縄美ら海水族館で展示されます。

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