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軽石漂着で運天港使用できず 支障生じている港は15カ所に

県内の港や海岸に大量の軽石が漂着している問題で漁業やフェリーの運航に支障が生じている港などは15か所に上っていることがわかりました。

県のまとめによりますと今月2日時点で県や市町村が管理する91の漁港のうち、軽石が漂着しているのは24か所に上り、漁業活動にまで支障が出ているのは国頭村の辺士名漁港など6か所です。

同様に離島と本島を結ぶフェリーの運航などに支障が出ている港湾は4日までに9カ所に上っています。

玉城知事「災害復旧事業に必要な事務手続きを今国と連携して進めています。特に離島にお住いの皆さんに必要な物資の輸送が滞らないよう引き続き復旧工事に取り組んで参ります。」

こうした中、今帰仁村の運天港では5日、大量の軽石が流れ込んでいるのが確認されました。このため伊是名村と伊平屋村から運天港に向かう予定だったフェリーがそれぞれ急きょ欠航となりました。

伊是名村では仲田港に軽石が押し寄せ先月もフェリーが欠航しましたが、本島側の軽石漂着で運航に影響が出るのは両村で初めてです。

フェリーの運航再開の目途は立っておらず、関係者は軽石が沖に流れていかないかなど状況を見極めたいと話しています。

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