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ガソリン高騰 石垣-離島航路ではフェリー運賃を値上げ

ガソリンの価格高騰が止まりません。今週発表された県内のガソリンの平均小売価格は173.2円と6週連続で上昇していて、離島では住民の足フェリーの運賃が今月から値上がりしています。

経済産業省の発表によりますと県内のガソリンの平均小売価格は今月1日は前の週より2円50銭増えて173円20銭となり6週連続で上昇しています。

新型コロナからの経済回復に伴い世界的に原油の需要が高まっている事が背景にあり、沖縄の場合は輸送コストが上乗せされます。

この影響で離島では住民の足となるフェリーを運航する事業者が今月1日から運賃の値上げに踏み切りました。

▽八重山観光フェリー株式会社・大松宏昭代表取締役社長
「毎日のように島に通っているお客さんもいらっしゃいますし、そういう意味では私共としては心苦しい限りですね」

石垣島と各離島航路を運航する八重山観光フェリーでは竹富島を結ぶ便はこれまでの価格に180円、西表島の上原を結ぶ便は600円上乗せしています。

▽八重山観光フェリー株式会社・大松宏昭代表取締役社長
「早く原油が下がって頂いて通常の価格でお客さんが行き来できるような環境になれば良いなと思っています」

八重山観光フェリーではガソリンの価格が下がれば運賃も元に戻したい考えですが、先は見通せず今後も住民生活への影響は続きそうです。

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