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聴覚障害の両親 深い愛情に気付き不登校を克服
学業や文化活動で優秀な成績を収めた定時制・通信制高校の生徒に表彰状が贈られました。
表彰されたのは学業や文化活動などで優秀な成績を収めたり、他の生徒の模範となったりした県内の定時制・通信制高校に通う生徒や教育活動に尽力した教師34人です。
表彰式では一人一人にその功績を称える表彰状が手渡されました。
先月行われた体験発表大会で最優秀賞を受賞した中部農林高校定時制課程の吉田圭汰さんです。
耳が聞こえず言葉を発することができない両親からの愛情に気づき、不登校を乗り越えた自身の体験を語りました。
▽中部農林高校定時制課程・吉田圭汰さん
「耳が聞こえないというハンディーを持ちながら赤ん坊を育てる。とても優しく、温かく、そして強く必死に生きている父と母。人は変わることができる。周りの人たちの優しさや素晴らしさを自ら感じとる事ができるようになった時、変わることができるのだと私は思います」
吉田さんは今月21日に東京都で開催される全国大会に派遣されます。
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