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おきなわ彩発見 離島旅行は感染状況を踏まえた上で前倒し
沖縄県は観光需要の喚起策「おきなわ彩発見キャンペーン」の島をまたぐ旅行の開始時期を、感染状況を踏まえた上で前倒しすると発表しました。
今月15日から始まる「おきなわ彩発見キャンペーン」は県内旅行の商品を購入した際代金の一部を補助するもので、県は段階的な対策として離島など「島をまたぐ旅行」は今月26日からとしていました。
しかし、離島の自治体から不公平だと訴える声が上がり、県議会が1日も早く島をまたぐ旅行を適用するよう付帯決議を可決したことを受け、県は感染状況を踏まえた上で前倒しで実施することを決めました。
具体的には人口10万人あたりの直近1週間の感染者数が沖縄本島で15人以下、宮古・八重山地域では25人以下となっていることや、病床占有率が45%以下を維持できていることを実施基準に設けています。
▽玉城知事
「小規模離島ほど医療の提供体制は非常に脆弱。そういうことを考えると地域の状況もしっかり鑑みながら地域の経済の回復に合わせて我々が取れる形をしっかりと対応させていただきたい」
今月16日に公表される県の疫学統計・解析委員会の分析を踏まえて前倒しを正式に決定することにしていて、県は早ければ今月19日からキャンペーンを適用することにしています。
ところで県内ではきょう20代から60代の男性3人の新型コロナウイルスへの感染が確認され先週の同じ曜日を5人下回りました。
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