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メガバンク不正送金事件

大手銀行のインターネットバンキングから不正に送金された金が県内のATMから引き出された事件で、警察は首謀者と指南役の暴力団員ら3人を逮捕しました。
沖縄県内では2年ほど前からメガバンクのインターネットバンキングから不正に送金された金がATMから引き出されているのが相次いで確認されていて、警察はこれまでに口座から金を引き出した「出し子」など19人を逮捕していました。*
その後も捜査を続けた結果、警察は東京都在住の会社役員・宮本勝美容疑者(49)が事件を首謀した疑いが強まったとして不正アクセス禁止法違反などの疑いで逮捕しました。
また事件を指南したとして、指定暴力団「旭琉會」の幹部、山城偉樹容疑者(53)ら2人を逮捕しました。
警察は不正に得た金が暴力団の資金源になっていたとみて、11日も旭琉會の事務所を家宅捜索するなどして事件の全容解明に向けて捜査を続けています。
一連の事件の被害者は沖縄県を含む17の都道府県でおよそ130人、被害額はあわせて約9300万に上っています。
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