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介護施設の感染リスク低減へ ジャパンハートが新施設

介護施設などで新型コロナウイルスのクラスターが発生した際に濃厚接触者となった要介護者を受け入れる施設が宜野湾市に開設します。

施設を運営するのは新型コロナウイルスの緊急医療支援を行ってきたNPO法人ジャパンハートで宜湾市にある高齢者の介護施設がワンフロアを提供しました。

これまで介護施設でクラスターが発生した場合濃厚接触者となった入所者は引き続き施設内で経過観察などの対応を余儀なくされているケースが多くありました。

新たに設置する施設では濃厚接触者を隔離してジャパンハートの医療スタッフなどが身の回りの世話などの対応を引き継ぐ事で入所者の感染リスクや介護職員の負担軽減を図るのが狙いです。

また、施設の利用制限を早期に解除する事も期待されます。

▽NPO法人ジャパンハート・吉岡秀人最高顧問
「こういう施設、新しい試みというのは、もしこれがうまくいけばこういうのをたくさん作ればいいという話でうまくいかないかもしれない。じゃあ次の形に変化すればいいということ。沖縄のためにできる限りのことはさせていただきたいと思っています」

施設は県の新型コロナ対策本部と連携し今月16日から受け入れを開始します。

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