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軽石 沖縄の物流拠点・那覇港にも 管理組合は警戒強める
沖縄県内各地の沿岸に押し寄せている軽石は那覇市のビーチや港にも漂着しています。
県内の物流拠点・那覇港でも確認されていて那覇港管理組合は危機感を募らせています。
▽仲宗根琢人記者
「那覇市の波の上ビーチでは、海面を漂う軽石は見られませんが、砂浜にはすでにたくさんの軽石が打ち上げられています」
これまで本島北部を中心に被害が出る中、那覇港管理組合によりますと、11日までに浦添ふ頭や那覇港新港ふ頭でも漂着が確認されています。
こうした状況が続いた場合、危惧されるのが物流への影響です。
県内6か所の”重要港湾”のうち那覇港が取り扱う貨物の量は8割を占めていて、船舶の航行に支障を来たせば県民生活に計り知れない影響が出る恐れもあります。
現時点で船舶の航行に大きな影響は出ていませんが、那覇港管理組合は軽石の漂着が増えた場合に備え除去作業を行う業者との調整に入るなど警戒を強めています。
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