玉城知事　岸田首相と初会談　終了後の質問には答えず

上京中の玉城知事は第２次岸田内閣の発足後、初めて岸田総理と面談し、来年度の新たな沖縄振興予算の確保などを要請しました。

玉城知事は１８日午前、西銘沖縄担当大臣と面談し、来年度の振興予算や税制改正の要望書を手渡しました。

▽玉城知事
「法律（沖縄振興特別措置法）の適用期限を１０年とすること。この期間における振興予算については３０００億円台を維持、確保して頂きたい」

これに対し西銘大臣は「政府が８月に取りまとめた沖縄振興に関する基本方向に基づき対応していく」と３０００億円台の確保については明言しませんでした。

玉城知事は午後総理官邸で初めて岸田総理と面談しましたが面談は非公開で、終了後玉城知事はスケジュールの都合を理由に報道陣の質問に応じませんでした。

玉城知事は１９日、与党や県選出国会議員にも振興予算の確保などを要請することにしています。