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本部町でボランティア400人が軽石の撤去作業

軽石が大量に漂着している本部町の海岸では21日住民などおよそ400人のボランティアが参加して撤去作業を行いました。

本部町具志堅の海岸では先月中旬から漂着する軽石の量が日を追うごとに増えていき白い砂浜に積もっています。こうした中、21日近くに住む住民や消防士、ホテル業の人々などおよそ400人が軽石の撤去作業にあたりました。この海岸ではウミガメの産卵も確認されていて地元の人たちは軽石による影響を心配していました。▽参加した人は『海に沢山軽石が漂着して観光客の人達や周りの人がどうしようといっている声が聞こえたので少しでも力になれば良いなと思って参加しました』
▽平良武康本部町長『みるみるうちに浜辺が綺麗になっていきますね。思ったより早いですね。これでけ人が駆けつけると』
作業は2時間かけて行われ、およそ1トンの砂が入る袋、110袋分の軽石を撤去したということです。ところで、本部港に大量に軽石が流れ着いたことから伊江島と沖縄本島を結ぶフェリーいえしまはエンジンがオーバーフローする可能性があるとして、22日午前9時から午後4時までの欠航を決めました。軽石の状況をみて本部港から出港する午後5時の便のみ運航を予定しています。

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