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宮古島の養殖クルマエビが大量死 漁協損害1億円

宮古島市で養殖のクルマエビがウイルス感染でほぼ死滅し被害額が1億円に上ることがわかりました。

宮古島漁協によりますと今年10月に1カ所の養殖池で急性ウイルス血栓に・PAVに感染したクルマエビが見つかり先月下旬までに感染が拡大しおよそ140万匹がほぼ死滅したということです。

PAVは甲殻類が感染するもので人への感染はありません。

エビは共食いをする習性があり感染したエビを他のエビが食べ爆発的に広がった可能性があるということですが養殖池にどのようにウイルスが入ったかは分かっていません。

宮古島漁協では養殖開始から28年間で初の出荷ゼロとなり損害額はおよそ1億円に上るということです。

▽宮古島漁業協同組合・栗山弘嗣組合長
「来年度の養殖の目途もまだ結論が出ていないので理事の皆さんと協議をしながら考えていく」

宮古島漁協は県と情報を共有しながら今後の対策などについて検討を進めていくとしています。

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