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新型コロナ2つの指標が「感染警戒期」に 宮古島市は成人式2年連続中止

県内では7日新たに3人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。県の警戒レベルの判断指標は療養者数など2つが第2段階の流行警戒期に転じています。

感染が確認されたのは50代から80代の3人で2人が家庭内、1人が職場での感染でした。

県の警戒レベル判断指標のうち新規感染者数と療養者数が第2段階の流行警戒期に転じています。

県内の20代から60代のワクチン接種率が全国最下位の状況にあり、県は年末年始に人と会う予定の人は感染を広げないためにも出来る限りワクチン接種を済ませてほしいと呼びかけています。

こうした状況に新年の行事も再び決断を迫られました。

宮古島市では例年1月5日に開催している成人式について新型コロナの感染が再び拡大する懸念があるとして去年に続いて2年連続で中止を決めました。

式には563人の新成人が招かれる予定でした。

宮古島市教育委員会大城裕子教育長「1つの会場に多くの人数を集めることにより感染リスクが高まるという恐れもある。新たな変異株の発生なども報じられていましたので先行きがどうなるかわからないというところで11月上旬には判断しました。」

市では地域ごとの式典については公共施設を無料で貸し出すなどサポートすることにしています。

また医療体制が十分ではない離島の石垣市や久米島町、伊江村などは成人式の規模を縮小した上でワクチン接種の証明書を提示してもらうなど、感染対策を講じながら開催する予定です。

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