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那覇市の新たな第一牧志公設市場 工法見直しで開業1年遅れる見通し

来年4月に供用開始を予定していた那覇市の第一牧志公設市場が、建設地や周辺の軟弱地盤の影響で、開業が約1年遅れる見通しであることがわかりました。

那覇市によりますと新たな第一牧志公設市場の建設予定地は川が近く軟弱地盤であることが想定されていた事から、これらの対策も講じた上で来年4月の供用開始を予定していました。

しかし、実際の調査で建設予定地や周辺が想定を超える軟弱地盤である事が判明し、対策や工法の変更が必要と判断したということです。

これにより工期は10か月延長されて新たな公設市場の完成は来年12月末となり、店舗の内装工事や仮設店舗からの機材の移設などで開業の時期は再来年の3月から4月頃と、ほぼ一年ずれ込む見通しです。

那覇第一牧志公設市場の粟国智光組合長は「復帰50年の来年のオープンを期待していたが安全安心な施設を目指す上では工期の延長は仕方がない」としながらも「コロナ禍で厳しい状況が続く中、行政には事業者への支援を共に考えてほしい」とコメントしています。

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