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久高島で「ガンシナしめ縄」作り

南城市の久高島からこの時期の話題が届きました。新年に向け島の恵みが詰まった縁起物とは?

12年に1度の神事イザイホーなどで知られ、神の島とも言われる南城市の久高島で作られているのは・・・。

松本早織記者「久高島のお年寄りの皆さんが今手作業で制作しているのは『ガンシナしめ縄』です。」

かつて水や農作物を運ぶ際、荷物と頭の間にはさんだ「ガンシナ」。ガンシナしめ縄は五穀豊穣を表す麦の穂や、天と地を結ぶクバの葉。フクギで染めた黄金結びは来年の干支、寅をイメージして添えました。

福治洋子さん「幸せになるようにっていつも願っていることだから、感謝して受け取ってくださったらいいですなんでも感謝よ。」

しめ縄作りは3年前から、島に住む80代から90代の11人が手作業で続けています。

内間待壱さん「こっちに来るのが一番何よりの楽しみだ。一人でじっと家にいてもの考えしているよりも、ここがいちばんいい。」

きょうはこれまで作った50個のしめ縄を全国に発送しました。島の恵みを載せ受け取った人の幸せを願うガンシナしめ縄は現在も注文を受け付けています。

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