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那覇市の公民館がんばってます いま求められる公民館の役割りとは

那覇市内の公民館の活動が全国的に高く評価されています。公民館が地域で果たしてきた役割やいまの社会にこそ求められる取り組みヒントがあります。

那覇市の若狭公民館は動画投稿サイトやSNSなどを積極的に活用して地域の繋がりを感じられる取り組みに力を入れてきました。

今回、オンラインを活用した優れた活動を表彰するコンクールで若狭公民館は4年連続の日本一となる金賞を受賞しました。

宮城潤館長「職員の顔が見え、地域の方や利用者の顔が見えるそういったような暖かい人の雰囲気が伝わるようなそういった運用を心がけています。」

宮城館長は新型コロナの影響で地域活動が難しくなっていることから公民館として地域の情報をさらに発信していきたいと意気込みました。

一方、公民館の成り立ちやどんな役割を地域で果たしてきたのかなど那覇市の繁多川公民館の活動を軸にまとめた「公民館のしあさって」が書店に並んでいます。

子どもからお年寄りまで集まる日本の公民館に関心を抱き母国エジプトに公民館をつくることになるミギードさんのエピソードなど、これまで気付かなかった公民館の魅力が詰まっています。

南信乃介館長「週に1回あの人とご飯食べるんだみたいな、何気なく普段会っている活動そのものが実は社会を支え社会をより良くしていくんだとということを感じてもらえたら嬉しいなと思います。」

沖縄で誕生し、相互扶助で地域の暮らしを支えてきた「共同売店」にも触れられていて、公民館の姿を通して周りとの繋がりを改めて考えるきっかけとなりそうです。

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