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北部で感染増加傾向 検査や感染対策の徹底呼びかけ

本島北部を中心に新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にあります。玉城知事は流行の立ち上がり期にあると警鐘を鳴らし、県民に感染対策の徹底を改めて呼びかけました。

県内では27日新たに50代から60代の5人の感染が確認され、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は8.55人で全国最多です。

一方、本部町など本島北部では感染者が増加していて、25日までの1週間で新規感染者は109人と前の週のおよそ4倍です。

玉城知事「県内は流行の立ち上がり期にあると思われます。ここで、しっかりと抑えられるかどうかが全ての県民が年末年始を穏やかな気持ちで過ごせるかどうかの分かれ目ともなる。」

玉城知事は那覇や浦添でも感染者が確認されていると懸念を示し、人が集まる機会が増える年末年始に向けて改めて感染対策の徹底や、体調に変化のある人は県が実施する無料のPCR検査を受けるよう呼びかけました。

これまでに県内でオミクロン株への感染が確認されたのは10人で、県は濃厚接触者63人のうち8人がオミクロン株に感染した疑いがあるとしてゲノム解析を進めています。

27日会見した県医師会も、年末年始に向けて県外から帰省する家族などに来県前のPCR検査を働きかけてほしいと呼びかけました。

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