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「現状では社会が崩壊」オミクロン隔離期間の見直し求める声
県内で爆発的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、県の医療コーディネーターを務める医師は社会機能を維持するため感染者や濃厚接触者の隔離期間の見直しが急務だと訴えています。
県内では新型コロナウイルスの重症者はいませんが、療養者数は過去最多の7514人で、濃厚接触者の数も県が把握できないほど膨れ上がっています。
こうした中、感染または濃厚接触者となり休職している医療従事者は500人近くに上り、多くの病院で診療制限を余儀なくされています。
感染者の隔離期間は10日、濃厚接触者は14日で、県の新型コロナ対策本部で医療コーディネータを務める佐々木秀章医師は隔離期間の見直しが急務だと訴えます。
県コロナ対策本部佐々木秀章医師「オミクロン株に関した入院期間や濃厚接触者の自粛期間の短縮っていうのを考えていかないといけない。現状のままでは社会が崩壊してしまうのではないかなと。」
佐々木医師はすでに感染が拡大している欧米諸国でも隔離期間の見直しが進んでいると述べ、国内でも早急な検討が必要だと指摘しています。
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