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水道水に有害物質 健康調査を求めて行政に要請

北谷浄水場から供給される水道水に、発がん性などが指摘されるPFASが含まれている事を受け、市民の有志が北谷町に健康調査の実施などを求めました。

要請したのは子育て世代の有志でつくる「地域でワクワクする会」で、仲宗根由美さんは「PFASは子どもの成長に悪影響を及ぼすとされ不安は募る一方だ」と訴えました。

「知らず知らずのうちに我が子の体に有害物質を取り入れしまったかもしれないと知った時は胸が張り裂けそうでした」

会では、希望者への血中濃度の検査のほか子どもが利用する施設への浄水器の設置を求め413人分の署名とともに要望書を提出しました。

渡久地町長は「国の責任で健康調査を行うよう働きかけていく。浄水器についても検討を続ける」と述べました。

▽地域でワクワクする会・儀保貴子さん
「市民の声がもっと大きくなれば(行政は)もっと早く動くという印象なので、みんな自分事として関心を持ち続けるのが大事だなと思いました」

会では子どもたちの健康を守る為早期の調査の実現を求めています。

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