Ｆ－１５戦闘機の日本海墜落受け　那覇基地で同型機４０機を緊急点検

石川県沖の日本海で航空自衛隊のＦ１５戦闘機が墜落したとみられる事故を受け、防衛省は１日那覇基地などでＦ１５戦闘機の緊急点検を実施しました。

この事故は３１日夕方、石川県にある航空自衛隊小松基地所属のＦ１５戦闘機が訓練のため離陸したあと日本海上空で消息を絶ち、防衛省が海に墜落したものとみて乗員２人の捜索を続けています。

また防衛省は全てのＦ１５戦闘機の点検を指示し、このうち航空自衛隊那覇基地では所属機およそ４０機を点検したほかパイロットに対して操縦や安全点検についての教育を行ったということです。

一方、今回の墜落事故について岸防衛大臣は訓練に向かう途中の単独事故でありＦ１５戦闘機の飛行停止は求めないとしています。