３歳の妹をベランダから投げ落とし殺害か１０代の兄逮捕　

８日名護市で３歳の妹をベランダから投げ落とし殺害したとして１０代の兄が逮捕されました。兄は犯行への関与をほのめかしていますが供述には不明な点も多く警察は慎重に調べを進めています。

８日午前９時頃、名護市の集合住宅で３歳の女の子がベランダから転落し病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

ベランダの塀は高さが１メートル以上あり、女の子が乗り越えられない作りだったことから警察は事件性が高いとみて捜査していたところ同居する１０代の兄が犯行をほのめかしたことから殺人容疑で緊急逮捕しました。

逮捕を目撃した人は「普通に特捜車両に乗る感じだったので０３：２６～３３この男の子の態度を見ている感じだと平然としたまま。」

逮捕された兄は警察の調べに対し「記憶が曖昧ですが、やりました」などと供述していますが、話の内容には不明な点が多く、犯行の経緯や動機についてははっきりしていません。

一夜明け、住宅の前では女の子の死を悼み、花束やお菓子を供えて手を合わせる人たちの姿がありました。

９日午後、女の子の死因が明らかになり警察は司法解剖の結果、全身打撲による多発外傷だったと発表しました。

警察は引き続き兄の事件当時の精神状態や刑事責任能力の有無も含めて慎重に捜査を進めています。