公開日

阿波根昌鴻が撮影した伊江島の人々

戦後、伊江島でアメリカ軍による土地の強制接収に非暴力で立ち向かった平和運動のリーダー阿波根昌鴻さんが生前当時の人々の様子を写した写真の展示会が11日から始まりました。

阿波根さんは戦後の伊江島でアメリカ軍による土地の強制接収に非暴力で対抗し闘争の記録は沖縄の近現代史を辿る重要な資料として研究が進められています。

今回初めて公開された写真300枚には赤ん坊を背中におぶった女性やカメラに笑顔を見せる青年や子どもたちなど、阿波根さんが大切にした伊江島の人々の日常が写し出されています。

来場者「懐かしい~」

会場を訪れた人たちは、写真に残る当時の自分や知り合いの姿を見て懐かしんでいました。

▽来場者は
「しずおばさんね?あげ、変わっていること。じゃあこれは?」「これはつるこ。右がさちこ」

「もう懐かしくて、最高です。」「そうね、本当によみがえったみたい」

「こういう企画をしてもらったことを大変ありがたく思っています。みんなわかるんですよ、島の人たち。わかる間にこういう写真展をなされたということが意義があると思う」

写真展は今月20日まで開かれています。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい