妊婦への点滴注射装って診療報酬騙し取り再逮捕　沖縄市の産婦人科医院長　

帝王切開による出産を装い診療報酬を騙し取った罪などに問われている沖縄市の産婦人科医院長が、別に妊婦に対する診療報酬詐欺事件で１５日再逮捕されました。

詐欺容疑で再逮捕されたのは沖縄市美里にある産婦人科医院あいレディースクリニックの院長・北條英史（５３）容疑者です。

警察によりますと北條院長は、２０１９年１１月から２０２０年１月までの間、２回にわたって妊婦に点滴で薬剤を投与したかのように装い、診療報酬合わせて約１５３万円を騙し取った疑いが持たれています。

警察は捜査に支障が出るとして北条院長の認否を明らかにしていません。

北條院長は帝王切開による出産を装い診療報酬を騙し取った別の詐欺事件で、去年１２月から公判が始まっています。