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【続報】竹富町官製談合事件で100人体制の捜査本部 5年前の工事でも最低制限価格で落札
竹富町が発注した工事に関する入札情報を事前に漏らしたとして西大舛町長らが逮捕・送検された事件で、県警は100人体制の捜査本部を設置し全容解明に向けて捜査を進めています。
竹富町長の西大舛高旬容疑者は2020年5月に町が発注した竹富島と石垣島を結ぶ海底送水管の更新工事の入札をめぐり、事前に最低制限価格を漏らした官製談合防止法違反などの疑いで逮捕・送検されました。
また、東京に本社を置くJFEエンジニアリングの社員ら5人も公契約関係競売入札妨害の容疑で逮捕・送検されています。
事件をめぐって町長らが金銭の受け渡しをしていなかったかなど、県警は全容の解明に向けて松崎賀充刑事部長を本部長とする100人体制の捜査本部を設置しました。
JFEエンジニアリングは2017年にも町が発注した海底送水管(新城島ー黒島)の更新工事を最低制限価格と同額のおよそ8億5000万円で落札していて、捜査本部はこの件についても詳しく調べています。
※西大舛高旬容疑者の「高」は「はしごだか」
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