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伊江島空港に小型機が墜落2人死亡 運輸安全委員会が事故原因を調査

12日、伊江島空港に小型プロペラ機が墜落し2人が死亡した事故で、国の運輸安全委員会は13日現地入りし、事故原因を調べています。

墜落した機体は離島の救急医療に携わるMESHサポートが所有するもので、飛行訓練中だったということです。

国の運輸安全委員会の事故調査官3人は13日午後4時前に現地に入り、県警と合同で事故原因を詳しく調べています。

MESHによりますと亡くなったのは指導教官の濱本克幸さんと訓練生の谷津裕通さんです。

濱本さんは3年前から教官として操縦の指導にあたっていて、谷津さんは元航空自衛隊のパイロットで、来月からの勤務にむけて2回目の訓練だったということです。

MESHは2020年から伊江村を拠点に活動していて、島袋秀幸村長は痛ましい事故に衝撃を受け悲しみの中にあると述べ、亡くなった2人に哀悼の意を表しました。

▽伊江村島袋秀幸村長『村民のMESHに対する感謝、離島とか過疎地域に住む住民の命を守る一つの医療の確保ということで、村としてもMESHの支援に取り組んできた』

島袋村長は運輸安全委員会からMESHに対し改善事項など指示があると思う、2度と事故が起こらないよう体制を整えてもらいたいと述べました。

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