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ケラマブルー”水中ドローン”で生態調査

世界に誇るサンゴの海慶良間諸島で水中ドローンを活用したサンゴの観察や生態調査が始まっています。

嘉数圭人記者「ケラマブルーの実態解明に向け水中ドローンによる研究が始まります。」

座間味村ではこれまでダイバーが海に潜って実施してきたサンゴなどの生態調査を今回、NTTドコモなどと連携し初めて水中ドローンが導入されました。

潜水での調査が難しかった水深30メートル以上の場所でもじっくり観察することができます。

「こんな所にこんなサンゴがいたんだ」「こういうムチカラマツが多いというには全然わからなかったですね」

沖縄科学技術大学院大学OISTは水中ドローンで採取した海水でサンゴのDNAを解析することで新種のサンゴの発見にもつながる期待を寄せています。

沖縄科学技術大学院大学・西辻光希博士「座間味村のサンゴはここにしかいないという風になってより環境保全の意識が皆さん高まっていくかなと思います。」

座間味村では水中ドローンで撮影したケラマブルーの映像をバーチャルダイビング体験にも活用するなど観光促進に繋げていきたいとしています。

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