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北大東島に空自レーダー施設 防衛省が調査へ

北大東村が自衛隊の誘致を政府に要望した事を受け、防衛省は移動式レーダーの配備先として適切か現地で調査を実施する方針を伝えました。
防衛省は南西諸島の防衛力の強化を目的に2016年に与那国島、2019年には宮古島に陸上自衛隊を配備したほか石垣島でも駐屯地の建設を進めています。
こうした中、北大東村議会は去年12月、島の周辺海域で外国船の航行が活発化しているなどとして、自衛隊の誘致を求める意見書を全会一致で可決しました。
宮城村長らによる要望を受け、沖縄防衛局の担当者は15日に村役場を訪れ、航空自衛隊の移動式レーダーの配備地として適しているか判断するため現地調査に入る考えを伝えました。
防衛局は4月以降島の動植物の生育環境やインフラ設備の状況などを約1年かけて調査します。
宮城村長は沖縄テレビの取材に対し「配備が決まった場合は住民に丁寧な説明を行い理解を求めていきたい」と話しています。
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