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「早摘みもずく」収穫始まる ぬめりけ強く歯ごたえも
うるま市ではこの時期にしか味わうことができない「早摘みもずく」の収穫が始まっています。
県内で最ももずくの生産量が多い勝連漁協。6日朝、津堅島の沖合で収穫が始まりました。
漁が始まった直後のこの時期にしか穫れない「早摘みもずく」は通常のもずくよりも粘り気が強く、歯ごたえある食感が特徴です。
もずくの生育状況はとても良く、質も高いそうですが、今年の早摘みもずくも新型コロナウイルスの影響を受けることに・・・。
勝連漁協津堅支部稲福正也支部長「作ってはいるんだけど、全部が全部売れるかわからない。(1キロあたり)250円~300円だったんだけど、今は下がって今年は130円。」
長期保存がきかない早摘みもずくは業者の注文を受けて初めて収穫されますが、新型コロナの影響による消費の落ち込みでもずくの需要が低下していて予定している収穫量は以前の半分にも満たないといいます。
毎年この時期に開催していたもずくをPRするイベントも3年連続で中止となっています。
稲福支部長「やっぱり、今まで難儀してせっかくここまで育てたもずくだからみなさんに食べてほしい今の時期しか食べられないから。」
勝連漁協のもずくの収穫は5月いっぱい続きます。
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