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西原町や中城村の井戸水から高い値のPFAS検出 発生源調査へ

人体に有害とされる有機フッ素化合物PFASが西原浄水場付近の井戸水から高い値で検出されていたことがわかりました。

これまでアメリカ軍基地周辺の水源などで問題となってきたPFASが比較的基地から離れた場所で検出されたことをうけ、県は発生源の特定を進めるとしています。

県は去年12月と今年2月に西原町の西原浄水場内や近くの工業団地付近、それに中城村の農地にある井戸水の水質調査を実施し、このうち3か所で国の暫定指針値を超える値の有機フッ素化合物PFASが検出されました。

最も数値が高かったのは西原町の工業団地付近で指針値の22倍となる1100ナノグラムが検出されています。

井戸水はいずれも飲み水などとしては使用されていませんが県は引き続き飲用水として利用しないよう周知し、発生源の特定に向けて付近の企業にPFASの使用履歴がないか確認するとしています。

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