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捕虜となり処刑された米兵を悼む ”石垣島事件”の慰霊祭
太平洋戦争末期の沖縄戦で、石垣島で捕虜となり旧日本軍に処刑されたアメリカ軍兵士を悼む慰霊祭が執り行われました。
いわゆる「石垣島事件」とは太平洋戦争末期の1945年4月15日、爆撃を受けたアメリカ軍の航空機が不時着した際、石垣島で3人のアメリカ兵が捕虜となり、旧日本軍によってその日のうちに尋問・暴行され処刑されたものです。
慰霊碑が建立された2001年から毎年行われている慰霊祭には地元の住民などが参列し、犠牲になった兵士を悼みました。
▽慰霊祭実行委員会・識名安信委員長
「世界平和の尊さというものをもう一度みんなと共に考えていきたい。そして石垣島事件というものを学びを通して皆様に発信していきたい」
参列した人々はロシアによるウクライナ侵攻にも思いをよせ、非戦の誓いを新たにしていました。
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