那覇空港の保安エリア内にカッターナイフ　出発便に遅れ

２５日に那覇空港のラウンジでカッターナイフが見つかった影響で保安検査場が一時閉鎖され、出発便に遅れが生じました。

那覇空港事務所によりますと２５日の午後６時頃、那覇空港の保安エリア内にある全日空のラウンジでカッターナイフが見つかりました。

安全確認のため約１時間半に渡って全ての保安検査場が閉鎖され、乗客が手荷物検査場に長い列をつくりました。

▽乗客
「保安の何かがあったという事で説明を受けているんですけど、詳しいことは教えてくれない。あすから大事な仕事があるので、何が何でもきょう飛んで欲しい」

このため全日空や日本航空グループの計１４便で最大で２時間半の遅れが生じ、乗客約１５００人に影響がでました。

その後ラウンジにカッターナイフを置いた男性が見つかり、「誤って持ち込んだためカウンターに置いた」と説明したということです。

男性はズボンのポケットにカッターナイフを入れたまま保安検査を通過していて、全日空は「あってはならない事で再発防止策を検討する」としています。