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実から採れる油は首里城の外壁にも 国頭村でアブラギリの花が咲く

国頭村ではアブラギリの花が咲き始め、5月上旬には満開となりそうです。

国頭村を流れる辺野喜川の川岸には多くのアブラギリの木が植えられていて、白い花が咲き始めています。

アブラギリの実から採れる桐油は、良質な塗料として焼失した首里城の外壁にも使用されていて、琉球王朝時代には首里王府が桐油を採るために国頭の山中にアブラギリの木を植えたとも言われています。

風に吹かれ地面に散りゆく白い花は、まるで雪が降り積もったようにも見えることから「五月の雪」とも呼ばれています。

夏の訪れを告げるアブラギリの花はゴールデンウィークに満開を迎えます。

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