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米軍属の女性殺害から6年 基地から派生する事件事故あと絶たず
うるま市の当時20歳の女性が元アメリカ軍属の男に殺害された事件から6年となりました。
2016年4月28日、うるま市に住む当時20歳の女性が面識のないアメリカ軍属の男に襲われ殺害されました。
女性の遺体は恩納村の雑木林で見つかり、その後の裁判で元軍属は殺人などの罪で無期懲役が確定しました。
事件から6年を迎えた28日、県の元政策参与で遺族と親交がある吉田勝廣さんが現場に献花台を設けました。
▽遺族と親交がある吉田勝廣さん
「父親は話をするたびにいつも涙を流して、夜中にでも音がすると娘さんが帰って来たんじゃないかなと(思うと言っています)。沖縄県民の意思がどうあるべきかもう一度考えてもらいたいなと思います」
県警によりますと、去年1年間のアメリカ軍関係者の刑法犯の数は41件と事件のあった2016年より18件増えていて、12月には海兵隊員の男が女性に性的暴行をしようとしてけがをさせた罪で起訴されています。
沖縄が本土に復帰してから来月で50年となりますが、基地から派生する事件事故は後を絶ちません。
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