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症状があっても無料PCR検査センターの利用が可能に 沖縄県 検査目的の外来受診を抑制

沖縄県は29日、県が県総合運動公園などに設置している無料の「接触者PCR検査センター」について、症状がある場合でも検査を受けられるよう運用を変更しました。
これまでは症状がある場合はセンターは利用せずに病院で受診するよう呼び掛けていました。
人口10万人当たりの新型コロナ新規感染者が646.61人(28日時点)と全国最悪の状況が続く中、検査のために病院の救急外来を受診する人が殺到して救急診療がひっ迫していて、センターの運用変更はこれを改善する狙いがあります。
県は「症状が軽いが薬がほしい」「コロナかどうか検査してほしい」といった理由で特に夜間の救急外来を受けるのは控え、PCR検査センターや市販の抗原検査キット(医療用)、市販の薬を活用するよう呼び掛けています。
接触者PCR検査センター:県総合運動公園中央口駐車場、糸満漁港北口(5月1日~5月8日)※要予約
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