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国会議事堂に激突死した青年 復帰とは何だったのか72’ライダー上演

沖縄の本土復帰の翌年、国会議事堂にバイクで激突して亡くなった県出身の青年を描いた劇がきのう上演されました。

「72’ライダー」は1972年の復帰の翌年、国会議事堂にバイクで激突して命を絶った上原安隆さん(享年27)をモデルに作られたものです。

復帰後もアメリカ軍の事件や事故が相次ぐ不条理を突きつけられた沖縄の怒りや悲しみを主人公・安隆が運転するバイクのマフラー音で表現しました。

(安隆がバイク吹かし走り去る)

脚本・演出を務めた真栄平仁さん「50年の節目というのは非常に大きいと思います。バイクの音を聞いてもらって何か胸に響いて復帰という文字に反応するとか、そうなってもらえたら嬉しい」

復帰とは何だったのか。節目の年に演劇を通して見つめ直す特別な日となりました。

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