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沖縄の声が届いていない 復帰50年に抗議のハンガーストライキ

アメリカ軍普天間基地の移設に伴う辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票の実現に奔走した男性が、移設反対を示した民意が政府に届いていないとして東京の首相官邸前でハンガーストライキを始めました。

2019年2月に行われた辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票では投票総数の7割以上が反対という結果になりました。

県民投票の会の代表を務めた元山仁士郎さんは政府が民意を顧みずに移設工事を進めていることや、50年前の本土復帰に際に県民が望んだ「基地の無い沖縄」が叶えられていないとして食事を摂らずに抗議するハンガーストライキを始めました。

▽元山仁士郎さん
「日本政府としては祝典ということで沖縄の日本復帰記念式典を行うと思うが、私としては祝えるような状況にない」

元山さんは辺野古移設の中止と普天間基地の閉鎖、それに日米地位協定の見直しを訴え5月15日までハンガーストライキを続けるとしています。

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