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復帰50年の”新建議書” 岸田首相に手交
玉城知事は首相官邸で岸田総理大臣と会談し、本土復帰50年に合わせて作成した建議書を手渡しました。 ※写真は沖縄県提供
県は本土復帰50年を迎えるにあたり、復帰の前の年に沖縄の声を国に届けようと当時の琉球政府がまとめた建議書をもとに新たな建議書を作成しました。
新たな建議書では沖縄の基地負担の軽減のため日米地位協定の抜本的な見直しや普天間基地の辺野古への移設の断念を求めていて、10日に総理官邸を訪れた玉城知事が直接岸田首相に手渡しました。
▽玉城知事 Q岸田首相の反応は
「『この建議書を政府としても、まずしっかりと受け止めたい』ということから始まって、『米軍基地の負担軽減にも当然引き続き努力をしていきたい』と。沖縄の思いを改めて胸にしっかりと受け止めていただけるであろうと期待いたします」
復帰から50年となる今月15日に行われる式典には岸田首相も沖縄の会場に出席する予定です。
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