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米元高官 沖縄の「基地は重要 負担軽減を模索すべき」

外交や安全保障に詳しいアメリカ政府の元高官が那覇市内で講演し、沖縄に駐留するアメリカ軍基地の重要性を強調する一方、県民の負担を軽減する方法を模索すべきだと主張しました。

沖縄の本土復帰50年に合わせ那覇市内で開かれたシンポジウムで講演したのは、アメリカ国防総省の特別補佐官などを歴任し、現在はシンクタンク「CSIS」の上級副所長を務めるマイケル・グリーン氏です。
グリーン氏は中国や北朝鮮の情勢を踏まえ沖縄のアメリカ軍基地は重要だと強調する一方、基地負担の軽減に向けて努力すべきという考えを示しました。

▽マイケル・グリーン氏
「海兵隊の基地は必要である、ただそこに暮らす沖縄の人々の負担の軽減に貢献する方法はあるだろう、それを考えるために私達は耳を傾けたり率直な意見交換をしなければならない」

一方、普天間基地を県外に移設することは「現実的ではない」と述べました。

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