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「基地負担軽減の加速化、実感できる軽減を」岸田首相に要望

沖縄の本土復帰50年記念式典で、岸田総理大臣が基地負担の軽減に全力で取り組むと強調したことについて、玉城知事は「県民が実感できる軽減に繋げて欲しい」と要望しました。

岸田首相「基地負担軽減の目に見える成果を一つ一つ着実に積み上げて参ります。」15日岸田総理はキャンプ瑞慶覧のロウワープラザ住宅地区を返還を前に日米で共同使用する方針を表明しました。

玉城知事はこの地区の返還は2002年から話があり20年たって共同使用の話が出てくるのは時間がかかりすぎているとして基地負担軽減の加速化を求めました。

玉城知事「基地の返還のあり方についてはあまりにも時間がかかりすぎる。負担軽減、負担軽減という言葉だけで、肝心な話があちこち抜け落ちている気がする。沖縄県民が実感できる基地負担の軽減に繋げてほしい。」

県が抜本改定を求める日米地位協定について岸田総理は「課題に迅速に的確に対応するために具体的に何をするべきか絶えず検討していかなければならない」と述べるに留めました。

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