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浄化後のPFAS”逆転現象” 活性炭を交換し改善

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北谷浄水場が供給する水の有機フッ素化合物・PFASの濃度が浄化処理される前より高くなっていることについて、沖縄県企業局は浄化に使う活性炭を交換し改善していることを市町村に説明しました。

北谷浄水場ではPFASの濃度を低減させるため活性炭を使用していますが、処理前の水より浄化したあとの水の濃度が高くなる「逆転現象」が2019年度以降多く確認されています。

これについて企業局は活性炭が吸着したPFASがはがれ落ちて浄化したあとの水に残ってしまうことが原因だと説明し、吸着効果の高い活性炭に交換したところこの現象が改善されていると説明しました。

PFASをめぐっては国が水道水の目標値を設ける前から北谷浄水場で高濃度で検出されていて、県企業局の担当者は「目標値に収まっていても安心できないという県民の声を受け止めて対策を進める」と述べました。

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