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川上流のPFAS 国基準の168倍 沖縄県が汚染源特定へ

県は沖縄市の川の上流にある湿地帯で人体に有害な有機フッ素化合物PFASが国の暫定指針値の168倍の濃度で検出されたと発表しました。

2020年度、沖縄市にある産業廃棄物の最終処分場周辺の川で高濃度のPFASが検出され県は汚染の実態を把握するため今年2月に川の上流にある湿地帯を改めて調査しました。

調査地点の8か所のうち7か所で国の暫定指針値を上回るPFASが検出され最も値が高かった地点では指針値の168倍、1リットルあたり8400ナノグラムが検出されました。

調査した湿地帯の水は飲み水や農業用水などには使われていないということです。

高濃度のPFASが確認された原因はわかっておらず県は今後、周辺の事業者にPFOSやPFOAを含む製品を保有・または使用したか確認するなどして汚染源の特定を進める方針です。

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