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一人ひとりの犠牲者に思い馳せ 戦没者24万人の名前読み上げ始まる

今月23日の「慰霊の日」に向けて平和の礎に刻まれた24万人あまりの名前を読み上げる取り組みが12日から始まりました。

この取り組みは平和の礎に刻まれた24万1632人全員の名前を読み上げ、沖縄戦で犠牲になった一人ひとりに思いを馳せようというものです。

初日はアメリカ軍が沖縄本島で最初に上陸した読谷村の会場から始まり玉城知事や読谷高校の生徒たちも参加しました。

▽読谷高校3年・當山新桃星さん
「こんなにいろんなところで亡くなっているんだというのを読んでみて(亡くなった)人の多さを改めて感じました。戦争の経験者が少なくなってきているので、(記憶を)絶えないようにつなげていくのが自分たちの役目じゃないかと思います」

読み上げは1日22時間、11日間行われ今月23日の慰霊の日に全員の名前を読み終える予定です。

この様子はオンライン配信されていて特設のホームページから視聴することができます。

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