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中学生が3日かけ地域の戦争犠牲者の名前を読み上げ
今年で戦後77年。慰霊の日に向けて平和の礎に刻まれた24万人の名前を読み上げる取り組みが続けられています。このうち西原町の中学生が14日から3日かけて地域の戦争犠牲者の名前を一人ひとり読み上げています。
この取り組みは沖縄戦などで犠牲になった一人ひとりに思いを馳せようと平和の礎に刻まれた24万1632人全員の名前を読み上げるもので12日から各地で始まっています。
3日目の14日、西原中学校の生徒およそ560人が参加し戦争で命を落とした西原町出身の6200人余りの名前を読み上げました。
喜納星紫瑠さん「名前のない人もいて、名前も付けられないまま亡くなったんだと思って悲しい」
吉本梨花さん「自分たちができることはすごいちっぽけなことだけど若者たちが聞いて受け継ぐことによって絶対に途切れない歴史になる。」
生徒たちは1日に3時間半、3日かけて全員の名前を読み上げる予定で多大な犠牲を確かめながら戦争のない平和な沖縄を作っていくことを誓いました。
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