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密漁で逮捕されたのは別漁協の漁師だった 密漁横行で海保警戒強める

恩納村のビーチで大量のしゃこがいを密漁した疑いで別の漁協に所属する漁師が逮捕送検されていたことが分かりました。県内では密漁が横行し、第十一管区海上保安本部が監視と取り締まりを強化しています。
今年4月恩納村のビーチ沖で漁をしていた男を地元の漁協関係者が見つけ声をかけたところ、男は採った貝などを置いて逃走しました。
第十一管区海上保安本部の調べで男は那覇市の漁協に所属する43歳の漁師とわかり、しゃこがい類91個を不法に採捕した漁業法違反などの容疑で今月8日までに逮捕・送検しました。
漁師は調べに対して密漁したことを認め、今月17日付で略式起訴されました。
第十一管区のまとめによりますと、2019年以降密漁の検挙件数が年々増加し今年はきょう現在20件と去年を上回るペースとなっています。第十一管区海上保安本部では、貝類を採るときには、法律や県の規則を守るよう呼びかけるとともに、密漁行為の取り締まりを強化しています。
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