沖縄戦戦没者の名前読み上げ９日目　南風原町の犠牲者悼む

沖縄戦などの犠牲者の名前を読み上げる取り組みは２０日、９日目を迎え南風原町の会場では平和ガイドや戦没者の遺族が参加しました。

今月１２日から続けられているこの取り組みは糸満市摩文仁の平和の礎に刻まれた２４万人あまりの戦没者、全員の名前を読み上げるものです。

２０日は南風原町の南風原文化センターで平和ガイドの団体など９人が参加し南風原出身者およそ４０００人の名前を読み上げました。

中には沖縄戦で父親と祖父母を失った遺族の姿もありました。

▽赤嶺松栄さん（８６）
「一般疎開で宮崎に疎開しましたが家に祖父と祖母と父の３名が残りましたが３名ともこの戦争で亡くなりました。」

この取り組みはあさっての慰霊の日まで続けられます。