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経済立て直しや基地問題争点に 参院選沖縄選挙区5人が立候補

来月10日に投開票される参議院議員選挙が22日に公示されました。
沖縄選挙区にはこれまでに5人が立候補を届け出ていて基地問題や経済対策などを争点に18日間の選挙戦が始まります。

沖縄選挙区に立候補したのは届け出順に無所属で現職の伊波洋一さん。
自民党の新人で公明党が推薦する古謝玄太さん。
NHK党の新人の山本圭さん。
参政党の新人の河野禎史さん。
幸福実現党の新人の金城竜郎さんの5人です。

選挙戦は玉城知事や県政与党が支援する伊波洋一さんと、自民公明が支援する古謝玄太さんの事実上の一騎打ちの構図となっています。

伊波さんは午前10時半に国頭村の辺戸岬で「第一声」を上げました。

▽伊波洋一候補
「基地のない平和な沖縄を今こそ実現する再スタートにしようと。子どもたちや孫たちにぜひ実現していく。このことを決意しています」

古謝さんは午前8時半に那覇市小禄で出陣式を行いました。

▽古謝玄太候補
「政治は結果です。言っているだけでは何も変わりません。この広い県内くまなく足を運び、多様な課題を国政の場でしっかり解決する体力・行動力があります」

NHK党の山本圭さんはNHK放送の受信料の無料化などを訴えています。

選挙では新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ県経済の立て直しや物価高騰の対策、それに普天間基地の名護市辺野古への移設計画をはじめとした基地問題などを争点に論戦が展開される見通しです。

期日前投票は明日から始まり一部の地域を除いて来月10日に投開票されます。

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