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悲劇二度と 沖縄戦から77年 慰霊の日

23日は太平洋戦争末期住民の4人に一人が命を落とした沖縄戦から77年の慰霊の日です。沖縄は平和の祈りに包まれます。

沖縄戦などで犠牲になった24万人あまりの名前が刻まれた糸満市摩文仁の平和の礎では、遺族が亡き肉親の名前をなぞり手をあわせています。

▽親族10人を失った祝嶺初美さん(80)
「もう私一人しか残っていないので、やっぱりここはもうおじさんおばさん、これだけの人の遺骨が無いので、ここがお墓参りの場所ということで、毎年来ています。この時期になるとテレビでよく沖縄戦の戦争の時の悲惨さが出ますよね、それと今のウクライナ、ものすごく心が痛みます」

▽父を戦争で亡くした横田弘さん(86)「戦争の時は兵隊が死んでで、溝から逃げるときに腹を踏んだりして、臭くて大変だった。川行って足を洗ったりして、そういう事もありました。小さかったんですがね。鮮明に覚えています。戦争は無い方がいいですね」

戦後、住民が野ざらしの遺骨を集めて建立した魂魄の塔には、ここに家族の遺骨があると信じ訪れる遺族の姿がありました。

▽父と姉を沖縄戦で亡くした赤嶺清光さん
「(父は)防衛隊だから首里から南部に移動中どこで亡くなったかわからない。だから遺骨はこの中にあるだろうということで両親も皆優しかったんですよ。戦争、今のウクライナをみて自分が小さい時はあんなだったんだよというのを孫に伝えている」

戦後77年が経過した今もなお大切な家族や友を亡くした悲しみは癒えることなく、沖縄は鎮魂の祈りと平和を願う思いに包まれます。

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