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南部土砂の採掘 合意案を玉城知事が受け入れ

沖縄戦の激戦地だった本島南部の土砂を辺野古の埋め立てに使用するための採掘工事が可能となる県と業者との合意案をめぐり、計画に反対する市民団体受け入れを拒否するよう県に要請しました。
これについて玉城知事は先ほど受け入れる考えを示しました。

国の公害等調整委員会が県と業者に示した合意案は、鉱山の開発を事実上可能として土砂の採取を認める内容となっています。

計画に反対する市民団体は24日県を訪ね、これを受け入れないよう要請しました。

▽遺骨収集ボランティアガマフヤー具志堅隆松さん『県が開発を土砂をとることを認めたというと、その背景にあるもっと大きな防衛省が南部から土砂をとるとるということを、沖縄県は認めたわけでしょと言われる可能性がある』

ところで、合意案の回答期限は23日までとなっていて、24日の県議会代表質問で玉城知事は「合意案は措置命令の内容を概ね反映している」として受け入れる考えを示しました。

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