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沖縄戦の悲しみ歌った「さとうきび畑」 歌碑建立10周年で式典

沖縄戦の悲しみを歌った『さとうきび畑』の歌碑が建立されてから10年となるのを記念して、読谷村で式典が行われました。

「さとうきび畑」は音楽家の寺島尚彦(1930ー2004)さんが1964年に糸満市摩文仁を訪れた経験を基に作詞作曲したもので、戦争の悲しみと平和への祈りが込められています。

歌碑は寺島さんの没後アメリカ軍が上陸した読谷村に2012年に建立され、25日に建立10年を記念して式典が開かれました。

▽妻・寺島葉子さん(84)
「本当に夫は亡くなるまで、平和をうたで望んでいた人です。きっと、ここにしょっちゅう歌碑を見に来てるんじゃないかしらって、いつも思っています」

参加者たちは、うたを通して平和について思いをめぐらせていました。

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