公開日

沖縄県立中部病院 耐震工事で病棟一時閉鎖へ

県が計画している県立中部病院の耐震工事に伴い155床の病床が使えなくなる見通しとなり、県医師会などは地域の医療提供体制が混乱する恐れがあるとして協議の場を設けるよう県に要請しました。

県病院事業局によりますと、1981年に建設された県立中部病院の南病棟は現在の耐震基準を満たしておらず、県は8月中旬から補強工事を始める計画です。

当初は入院患者を残したまま工事を進める計画でしたが、病院事業局は業者と協議した結果、安全性を確保する観点から病棟を閉鎖して着工することを今月10日に中部医師会に伝えました。

病棟には155床の病床があり、県は他の医療機関に受け入れを要請していますが、県医師会の安里会長は「県の説明が不十分で地域の医療提供体制に混乱を招く恐れがある」として受け入れに協力する医療機関を含めた協議の場を設けるよう訴えています。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい